こんにちは!
春も深まってきましたね。京都の妙心寺・退蔵院のしだれ桜も、ご覧のように満開です。
さて今回は、「TEDxYouth@Kyoto 2013」運営チームの中で特にコアな部分を担当する「Curationチーム」について少し紹介したいと思います。
【Curation team】
”Curation” という言葉は、図書館や博物館の館長や学芸員を意味する”Curator” から来ていますが、一言で言えば「情報を整理して新たな価値を生むこと」を指します。
YouthのCurationチームの場合、その重要な役割は主に3つです。
まず、今回のイベントのテーマとビジョンに関する全体の議論をまとめること。
今回のテーマはもちろん”Possibility of Ideas”
でも、イベントを通じて参加者全員にどのようなメッセージを受け取ってもらいたいのか。
それは、また少し違った角度から全員で考える必要があります。
2つ目は、登壇して頂くスピーカーの選定作業を進め、連絡と交渉を担当すること。
TEDxイベントが重要視している価値観のひとつに、”diversity” = 「多様性」 というものがあります。
国籍や性別はもちろんのこと、学問分野や活動領域など、様々な観点から多様性を保てるよう議論し、決定してゆきました。
そして3つ目の重要な役割が、スピーカーと密に連絡をとり、協力・協働しながら、プレゼンを作り上げてゆくことです。
TEDが理念として掲げている ”Ideas worth spreading”をより体現するようなカタチに、スピーカーの方々のアイデアを昇華させていく。
その作業は、アイデアの尊重と理念の実現への責任を両立することが求められるものなのでとても大変なものですが、それをスピーカーの方と二人三脚でやり遂げるという経験は、きっと他の何物にも代えがたいものだと感じています。
さて、Curationチームの役割、知っていただけましたか?
ご登壇頂くスピーカー陣の発表は5月に行いますが、「多大学の学生が連携して開催」という意味では、公式的には世界初のTEDxイベントとしてこの上ないスピーカー陣が揃ったと確信しています!
どうぞ発表の日を心待ちにしていてください。